移植後の変化(体力的面、精神的面について)

移植後、術後は拒絶反応もおき、かなりメンタル的にも体力的にも苦痛でした。
拒絶反応の痛みはハンパなかったし・・・ぶっちゃけ、あまりの痛みに「死にたい!」って思いましたよ・・・ほんと。
血液透析みたいな血漿交換も毎回苦痛でした。(血圧降下が凄くて苦しくなるし、針刺しが上手にできる技師が少なく何度も刺し直し)最初は3回くらいとか言われてたはずなのに、結局1ヶ月ぐらいの期間合計15回くらいは血漿交換したかもしれない。
でも退院後はメキメキと元気になり、透析してた頃の体力と比較すると「老人vs若者」くらいの差を感じるくらい元気に。
透析していた頃はランチ時間過ぎても疲れのあまりお腹が減らない。それでも主婦ゆえに夕飯の用意。そして片付け。透析後に家事するってほんと拷問並にしんどいですよ。あの時の私、よくやれたなぁ。
移植後半年以上たった今では、余裕で午前中のうちに、洗濯→掃除機→拭き掃除→お風呂掃除→トイレ掃除 までやれちゃいますv(*´∀`*)v 
夕飯は塩分の多い市販のタレとかはなるべく使わないで栄養バランスを考えて3品以上は作るようにしています。のんびりと2時間くらいはキッチンにこもってます。。。(笑)
そのような感じで、体力面はかなり復活しています。筋トレも頑張ってるので二の腕の筋肉と腹筋は結構ついてきてますよー。体力面については移植後はバラ色になると思っていいと思います。

精神面については、微妙ですね。
たしかに透析中はひどく鬱になったりします。多くの透析患者さんがデパス(精神薬)を飲んでいます。
私は不眠が酷くて睡眠薬飲んでも眠れなくて朝までコースは日常茶飯事でした。
水分を気にしてたからアルコールには頼れなかったです。
でも基本的にアルコール+眠剤などの精神薬はタブーですのでダメです。相乗効果が出てしまいます。
透析に入ってから、ODも2回程したしリスカも2回。結構病んでました。ODは飲んだ後すぐにボーっとして寝ちゃうんですが、途中覚醒して嘔吐しまくります。不思議なことに薬が胃の中で完全に溶けないうちに出てきちゃいます。胃がうけつけなくなるんでしょうね。リスカは普通は左手首にするけど、私は左手はシャントがあって本気でヤバイから右手で。パニック症で過呼吸症候群も酷かったですね。死ぬほど苦しいのに死ねないっていう状態です。感覚的には水中から出てこれなくなっておぼれてる感じに近いです。
移植の話が出るちょっと前くらいは一番気分がすさんでいたと思います。誰も理解してくれないなーっていつも寂しく思っていましたから。(その頃に膵臓がんの疑いやひどい胃痛、血小板の減少などで色々悩んでいたからだと思います)

術後は、すぐにあの大きな地震、東日本大震災が来たのと、入院中に使った大量のステロイドの副作用で感情を抑えることが難しくパニックは結構おこしていました。パニックや感情障害がでてたので、とても悲観的になってました。親もわかってくれない。。。姉兄からは見放され。。。旦那は私の精神面のことはまったく理解してくれていない。。。とかかなりネガティブな感じになってましたね。今は大丈夫ですよ!お薬の処方のおかげでほんの1ヶ月間くらいで安定してきましたから。
現在も精神科でお薬の処方はしてもらっています。でも本当は心療内科に行ったほうがいいのかもしれません。
安定してから考え方が少しづつ変わってきました。ODもリスカももちろんしていません。

ただ唯一心配なのは、せっかくもらったちゃんと腎臓を維持できるかどうかの心配です。「疲れが残ることはしないで」と先生に言われてますが、周りがそれを理解してくれてるのかそどうか実際のところよくわからないので不安です。疲れはSLEにも悪いし、腎臓に負担がかなりかかります。だけど自分がどれくらいで疲れるのかがよく分からないのです。

移植後の変化(体力的面、精神的面について)」への1件のフィードバック

  1. うーん。さよかあ……
    リスカという単語に衝撃を受けました。
    そういうのは、芸能人とか、自分に関係ない人がやるもんだと思ってた。
    透析ってのもそうだけれども。

    ぼくも気持ちが内向することあるけど、基本的に忘れちゃうんですよね。
    そっこーで。
    それでバランスとってるのかもね。

    とりあえずめし食ってくるわ!

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