1999年4月~2001年4月(9回目の入院~シャント再生手術)

■九回目の入院 【99’4.30~5.13】

GWもまじかになり、どこへいこうかな~と、るんるんで計画をねっていた矢先、妙な頭痛が・・・。
その頭痛も、日に日にひどくなり、右目の裏側が痛かったので、目の病気か何かかと思い、眼科へ行ったところ、
少し眼圧が高いといわれただけでした。
夜も眠れぬほど痛むようになってからは、日に何回も、救急外来へいって、CTや骨髄採取などの検査もしましたが、
すべて異常なし。
それでも、痛みは悪化する一方。
痛みで眠れぬ夜を迎えた朝、ふと病院へ行こうと顔を洗いに鏡をみると、なにやら右の額に水疱のようなものが・・・。
病院へ行き、待ち時間にもポツポツとその水疱が増えてきていた。
医師は見るなり、「帯状疱疹ですね、入院しましょう。」と宣言した。
帯状疱疹??ヘルペス??まさか!!
「帯状疱疹とは、小さい頃にかかる、水疱瘡の菌が、免疫力が低下した時などに、また新たに発生するもの」
ひどい激痛だったので、もうなんでもいいから早く治して~って感じで即入院。
そこで使われた点滴の薬剤が、またもや劇薬で、幻聴が見えるようになる。
眼球にも、帯状疱疹の菌がまわっていたので、眼科と皮膚科と内科の診察がひっきりなしに続いた。
食事もほとんど受けつけていなかったので、みるみるうちにまた痩せてしまう。
状態は、すぐ良い方向に向いて、約二週間で退院できました。

■後遺症 【99’5~9】

帯状疱疹の痛みは、一時良くなったけど、退院してまもなく、帯状疱疹による後遺症が現れ始めた。
右額に痛みのような痺れのようなものがでてきた。
この症状を治すには、「ペインクリニック」という麻酔外来で、首の動脈から麻酔液を注射で注入し、
その麻酔液によって、神経を麻痺させるといった、「神経ブロック」という治療法があります。
すぐさま、ペインクリニックで、週2~3回の神経ブロックの治療を開始し始めました。
神経ブロックは、10回以上やらないと効果が発揮しないということで、まめにかよっていましたので、
だんだんその効果が発揮され、痺れ感も少しずつとれてくるようになりました。
11回目の神経ブロックで、その治療は終了となり、一安心!

■シャント再生手術【01’4.5】

もともと血管が弱く細い私にとってはシャントの管理が厳しい。
それに加えて近頃血圧が低くて血管が悲鳴をあげていた矢先、シャントが詰まった。血栓ができているらしく、血管内の掃除を何度かして(これが物凄く痛い!ほとんど拷問)、様子を見ていたのですが、運悪く再手術になってしまった。普通だと外来手術で終わるらしいのだけど、SLEの問題もあったので一日入院で手術決定。
手術そのものは簡単なもので二時間くらいで終わったかな?その後の痛みもそれほどなくて、血管の掃除の痛みに耐えてたのがバカみたいなくらい。その後順調にシャントも使えるようになりました。また血管詰まらせることにならないように慎重にならなくちゃね。

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