免疫抑制剤

免疫抑制剤

ステロイド薬も多量に用いますと免疫反応を抑え、免疫抑制効果がありますが、ここでいう免疫抑制剤は、おもに、アザチオプリン(イムラン)、6-メルカプトプリン(6-MP)、シクロフォスファミド(エンドキサン)、メトトレキサートなどをさし、これらは、免疫反応にかかわる細胞を障害することによってり、免疫抑制効果を発揮します。
しかし残念ながら、正常な細胞を障害する作用もありますので、細胞毒ともいわれ、このことが副作用としてみられることがあるのです。
これらの薬剤は、効果のみられるまでに、時間がかかり、一ヶ月から三ヶ月の投与により有効であるのか、無効であるのかの判断をいたします。
それまでに副作用がみられれば、もちろん中止されます。

副作用

免疫抑制剤の共通した副作用として、血液の障害、免疫を抑えますので感染症が起こりやすくなること、胃腸障害、脱毛、生殖器障害、催奇型、悪性腫瘍の発生をみることがある、などがあげられます。
シクロスポリンでは、腎障害、肝障害、食欲不振、多毛症、下痢などがみられます。、

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です