クレアチニンも下がりはじめ、腎生検をしたら週末帰れると言われ、喜んでいたところ、またクレアチニンが上がって鬱鬱とし、退院も喜べないでいましたが、今日上がった原因らしきものを発見されました。
「サイトメガロウィルス」です。これは誰もがもっているようなウイルスで、普通は発症しません。しかし免疫機能が低下したりすると突如発症し、ほっとけば死に至るような危険なウイルスでもあります。今は毎日のように血液検査があり、そのウイルスの活動性も見ているので重傷になる心配はないのですけどね。
そのウイルスは腎機能(クレアチニン)も悪くさせるので、そのせいでクレアチニンが上がったのだと思われます。上がった日付とウイルスが出てきた日付が一致しているのでその確率は大ですね。
なので、免疫抑制剤の量を減らし、自分の免疫力を強め、そのウイスルを退治するといった治療を行います。うまくそれでウイスルが退散してくれたら、来週に腎生検をし、退院となります。
そのサイトメガロウイスルは移植後一年間は何度も繰り返す恐れがあるので、健康管理は十分チェックしなければなりません、微熱が続くとか食欲がない、風邪っぽい等が初期症状です。
先日行った核医学検査の結果も出ました。
腎臓の濾過機能も以前と比べると良くなっているようです。
まだ普通の状態とはかなり差がありますが、除々に時間をかけ良くなるらしいので期待は持てます。
しかし、ちょっとしたことでまた悪くなることもあるので油断は禁物といったところでしょうか。
検査画像。
上の腎臓が健康な人。いわゆる私のドナー、主人の腎臓が両方あったときです。
下の腎臓が私の移植腎です。下腹部に一個ポツンとあります。主人の左の腎臓が右下腹部に移植されました。