ステロイド

腎移植をすることによってある程度増えると思うステロイド量。
副作用に敏感に反応しやすい私としては、いくつか心配な事がある。
ステロイドによる鬱。
以前パルス治療一週間後くらいに鬱の状態になって幻聴、じっとしていられない、死にたい等の症状が出て、とても苦しい思いをした。

ステロイドによる鬱について少し調べてみてみました。

簡単にまとめてみると、ステロイドが40㎎以上だと鬱症状が増加しやすい。
しかし、10~15㎎の使用であっても鬱病を生じる可能性がある。
SLEの場合難しいのは、SLE自身が悪くなって鬱病がでるのと、薬の副作用で鬱状態が出る物の区別だ。
ステロイドを増やして鬱状態が良くなれば、SLEからのもので、減らして良くなれば薬の副作用ということになる。
また、パルス療法の場合は鬱が出やすいので慎重にならなければならない。

鬱の症状は大まかにまとめると、1)多幸的気分、2)運動過多(焦燥感とか落ち着きのなさ)、3)著しい不安と抑うつ、4)幻覚・妄想状態という経過で症状が発展していくと言われる。
しかし、副作用には個人差があるので、「出るときは出るし、出ないときは出ない」のである。

かと言って、これは見逃せない重要な副作用の一つなので、慎重な対応が必要である。

■鬱病の一般的な経過

1 体がだるい、疲れがとれない、気分が落ち着かない、といった心身の変調を感じる。
2 食欲がない、楽しさが感じられない、眠れない、追いつめられた気分になる、焦り(焦慮)が出てくる、仕事や家事がうまくできない。
3 そんな自分自身に嫌気がさしてくる、自分を責める、目に見えて体重が減ってくる、朝起きるのがつらい、便秘がちになる。
4 誰かに相談したり、かかりつけの医者に診てもらったりするが、原因がわからない、焦り(焦慮)が強くなる、出勤できない、起きられない。
5 何もかもうまくいかないのは、甘えているからだ、自分はなまけものだ、と自責の念が強くなる。
6 つらさや苦しさを感じるようになる、自責の念もますます強くなる、じっとしていられない、いたたまれないような強い焦慮が現れる。
7 まわりの人に迷惑をかけている、自分などいなくなった方がいい、と感じ出す。
8 こんなに苦しいなら、死んだ方がいい、ほかの人に迷惑をかけたくない、と考え出す。

一般的には、このような形で、うつ病は進んでいきます。
 このうちの2番目から3番目くらいの状態で治療を始めることができれば、軽いうつ、または「軽症うつ病」といった程度で、かなり早く回復できるはずです。
 また、4番目か5番目くらいなら、治療を続けながら少しまとまった休養を取れば、回復できるでしょう。

 6番目以降になると、入院治療も考えなくてはいけない段階です。特に8番目の自殺念慮が出てきたら要注意です。最悪の事態も充分に考慮しながら、長期にわたって治療を続けなくてはなりません。

私は2番目まであてはなるかなぁ。病院いったほうがいいのかしら?

うつ病は意外と自分では気がつかず、周りの人に言われ気がつくことがあるそうです。

ステロイドの副作用からそういう状態にならなければいいのになぁ。
あのときの過去のことを思いだすと恐ろしいです。

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