検査日の朝を迎えた。
早朝に普段飲んでいる薬を少量のお水で飲む。
これからは禁食、禁飲になる。(とても気が重い)
脱水を防ぐためと膵炎予防に点滴を開始する。
午後2時半検査に呼ばれ、ストレッチャーで検査室まで運ばれる。
検査室は主治医、受け持ち医、外来の主治医、看護士や検査技師など10人くらいが待機していた。
それまでは緊張はあまりなかったのだが、検査室独特のにおいに緊張する。
検査は、うつぶせで顔は右側を向く。口が締まらないようになる器具をはめられ、麻酔。
次第に視界がボヤけてきて、意識がなくなる。
「終わりましたよ~」
の声で目が覚める。
麻酔すごい、何の感覚もないまま終わってしまった。
気がついたらストレッチャーにのせられていて、そのまま病室へ運ばれる。
意識は少しぼんやりするものの、検査が終わった安堵感でいっぱい。
検査後3時間はベッド安静で、その後血液検査をして異常がなければトイレまでの歩行と、お水の摂取が許可される。
3時間後の検査も無事クリア。
麻酔の影響で眠気が襲ってきてそのまま寝てしまう。
目が覚めたら夜中2時だった。
ものすごい空腹に襲われて、とりあえず氷はバリバリ食べてみる。
ちょっとだけ満足。
朝までがとても長く感じる。。。