「ペット」カテゴリーアーカイブ

看護疲れが…

2ヶ月くらい前からナナの看護してきて、ここ2週間くらいはみっちりと看病しております。

主に… 4日置きくらいに薬を動物病院へもらいにいく、朝嫌がるナナに薬を4錠飲ませる。朝晩痙攣止めのシロップを無理矢理飲ませる。ネブライザーは1日に3回ほど。1回10分くらい。点滴を毎日150ml。ナナにご飯を食べさせる、1日5~6回。4時間おきにトイレにつれていく。鼻水を小まめに拭き取って鼻の通りをよくする。

などなど。。。

それに加えて家の家事。

少々体に無理がいったようで、病院で倒れました。幸いなことに病院で倒れたのですぐに看護師さんに助けられ処置をしてもらえました。不幸中の幸いですね。
脳貧血だったと思います。ストレスで自律神経が乱れたようで。

膝関節骨壊死症も悪化。最近整形外科に行ってないのでどんな状態になっているのでしょう。
少々生活に支障があるくらいの痛みです。

鬱も静かだったのが少し動いているようです。
昼間に死ぬ方法ばかり考えてしまいます。

私が死んだら納骨はしないでください。遠く離れた場所に埋められるのは本望ではありません。
理想はナナと一緒にお墓に入りたいです。
最近ではそういうサービスをしている墓地があるらしいです。
最近はやってきたバルーン宇宙葬でもいいかな~

ナナの目が見えなくなりました

ナナの目が見えなくなりました。

瞳孔はひらいたままで、光にも反応はしません。

そのため、家の中を歩くもの大変。トイレの場所にもたどりつけず、お漏らししてしまいます。

ナナのトイレの数は1日6~7回なので、4時間おきにトイレまで連れて行ってあげています。

ごはんもあまり食べなくなりましたが、まだ時々は食べてくれています。

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ネブライザー

ナナの鼻の通りがよくないので、ネブライザーを動物病院の先生からのススメではじめました。
ネブライザーは薬を霧状にして吸い込ませる機械です。
人間の鼻炎などに使われているものと同じですが、猫に吸わせるのは一苦労です。

そこでこのようなネブライザー室を作りました。
ネットの動画を参考にさせてもらいました。
衣装ケースに穴をあけてそこにホースで霧を送り込むといった感じです。

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実際に病院でもプラスチックゲージの中に霧を充満させて吸わせていたので、これでうまく吸ってくれるといいんですけど。
病院よりかは霧の密度も量も比べものにならないくらい少ないので良い効果がでるか心配ではありますが…

癌が鼻腔を狭めてるものだったら効果はないかもしれないですが、鼻炎のような水分を含むものがつまっていればこれで効果があると期待しています。

ナナに悪性腫瘍が…

ナナに悪性腫瘍がみつかりました。

4月頃、瞬膜という目頭に出る白い膜が右側だけ露出しているのに気がつきました。
病院につれていくと、結膜炎の疑いがあるということで点眼薬を処方されました。
1週間くらい点眼を続けるも良くならず再診。
今度はもう少し強めの点眼薬を処方される。
そしてまた1週間しても良くならず、今度はクシャミや鼻水の症状も出てきたので再診。
そこで目に傷がついていないかどうかの検査を受ける。
特に目に傷はなかったので、今度は抗生剤と点眼を処方される。
2週間抗生剤、点眼で治療してみる。
くしゃみの症状はなくなったけど瞬膜は相変らず出ている。
体をなでていてふと首あたりにしこりを感じる。あれ?リンパが腫れている?
そういえば鼻のあたりも少し丸みをおびているような気がする。鼻ずまりもひどい。
あわてて再診。
リンパに悪いものがないかどうか針生検をする。結果が出るまで1週間くらいかかるとのこと。
リンパの針生検お値段3万円。

1週間後結果は典型的なリンパ種のようなものはないとのこと。
結果が出る前にナナの鼻づまりがひどくて息が苦しそうだったのでステロイド治療をしていました。
薬はかなり効いてスッキリと治ったような状態まで回復。
検査の結果も特に悪いものはないとのことなのでパルス療法で様子を見ることに。
薬での治療は2週間くらいだったのですけどど、その後も調子よく一安心。

そしてそれから2週間後に再び目の瞬膜があらわれはじめ、リンパも腫れてくる。
この時点で最初の発見のから約3月後の6月の下旬に入っていました。
その時に先生からリンパの晴れが、歯肉炎からくるものだったら抗生剤が効き、そうでないものだったら効き目がないので対処療法として消炎剤治療(ステロイド)をすることも考えたらいい、でもこの治療は長い間使うと効果がなくなることもある、と言われる。
はっきりするにはCTの検査が良いとは言われていたが、抗生剤の治療を選択する。
1週間抗生剤で治療をしたけどまったく良くなる様子がないので消炎剤治療(再びパルス)に切り替える。
効果は前回よりか薬の反応が悪いみたい。
薬の減量をしはじめると瞬膜の露出、ひどい鼻づまり、食欲不振の状態になった。
そこでCTをうけようと決断する。

CTは今診てもらっている病院の設備にはないので動物検診センターというところで受けることになりました。
掛り付けの動物病院で予約を入れてもらいました。検査日まで5日間。
CT検査をするには使っている薬を一旦止めてからのほうが良いといわれ薬は中止。
その頃には自分でご飯を食べることがなくなっていたので、指にペースト状のフードをつけて口に入れるといった強制給餌を6日間くらいやっていました。

そして検査前日から絶食。水分も検査3時間前からとってはいけないとのこと。
動物検診センターまでは、すいていれば車で1時間というところでしたが、混んでいて到着までに1時間半かかりました。

受け付けを済ませるとすぐにナナは安静室へ持って行かれました。その後検査担当医によばれ現在のナナの状態を説明。
撮影には3時間ほどかかるということで近くのファミレスで時間つぶし。

撮影終了後、担当医から検査結果の説明。
「想像よりも悪い状態でした」
ナナの鼻腔内には大きな腫瘍があちこちを圧迫しはじめていました。
鼻腔内の一部の骨を溶かしはじめ、右眼底にも腫瘍が圧迫していて少し目が飛び出た状態、鼻の通りも腫瘍で小さくなっており、気道も腫瘍で細く、脳も腫瘍が圧迫しはじめていました。
「脳症状がでていないのが不思議なくらいです」
「残念ですが、かなり状態は悪いので治療も体がもたないでしょう。」
と担当医が言ってました。
鼻筋から腫瘍の一部を針生検しているので、確定診断は掛り付けの動物病院でしてくださいとのこと。
CT検査のお値段56,700円でした。

すぐさま掛り付けの動物病院へ。
診断は、鼻腔内の悪性腫瘍、「腺癌」もしくは「扁平上皮癌」。
この癌は、放射線治療や抗がん剤は効き目が悪いらしく、手術をするにしても眼球をとってしまうとか鼻を取ってしまうとか過剰医療になってしまうとのことで、痛みを抑える緩和療法に専念することを勧められました。
今まではステロイドの量を減らしたりしていましたが、今後は多めの量を使って、なるべく本人が楽でいられるようにするとのことが一番だと。
それでもまだ痛みがひどいのであればモルヒネにをすることになります。
人間でいえばホスピスですね。

まさか癌がここまで進行していたとは予想外で頭が真っ白になりかなりショックでしたが、ナナの苦しさを少しでもとる緩和治療を最大限にしていきたいと思います。

愛猫野々の死

4月16日午前7時半頃、我が家の愛猫野々ちゃんが長い眠りにつきました。

飼い主の腕の中で静かに眠るように息をひきとりました。17歳でした。

死因の引き金となったこととして考えられることは末期腎不全です。
死の一週間前くらいから尿毒症の症状が進み、腎性貧血や栄養失調の状態。前日には神経精神異常による意識障害も出ていました。
チェーンストークが長い時間ありましたが、意識障害が出ていた事もあって本人は痛みなどの感覚はなく、静かに逝ったと思います。

遺体は市役所に引き取って頂きました。府中にあるペット寺院「慈恵院」で合同火葬されるそうです。
市役所の方が自宅まで来てくれて遺体を渡すのですが、渡す時は腕がブルブル震えて本当に辛かったです(;;)
胸が痛いって本当だね。

あれから5ヶ月近くたちました。
やっと愛猫が3匹から2匹に減ったことに慣れてきました。

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